【6分で簡単解説】RPAとは?メリットとデメリットも詳しく解説

投稿日:2021年08月10日 | 最終更新日:2022年06月23日 | RPA
この記事の監修・著者
佐藤 諒

RPA開発歴4年 / MICHIRU RPAエキスパート認定 / 業務改善アドバイザー

RPA導入代行サービスCoreBeeを運営しており、RPA開発に取り組む他、業務改善アドバイザーとしてあらゆる業種の業務改善に携わっている。

簡単に解説!!RPAの意味って?

『RPAという言葉を聞くけど、どういう意味?』

こんな疑問を持っている人がRPAの注目度と一緒に多くいらっしゃいます。

この記事ではRPAとは何か知りたい人向けに

  • RPAとは?
  • RPAのメリット
  • RPAのデメリット

について、現役RPA開発者が解説します!

誰でも簡単にわかるように説明しますので、すぐにRPAとは何かを理解できます。

RPAとは?

RPAとは?

RPAとはRobotic Process Automation(ロボティク プロセス オートメーション)の略で、パソコンやサーバー上であらかじめ操作をプログラムされたロボットが業務を代行・自動化するテクノロジーのことを言います。

別名で「デジタルレイバー(Digital Labor)」や「仮想知的労働者」とも呼ばれています。

RPAは人間が行う業務の処理手順を操作画面上から登録しておくだけで、ブラウザやクラウドなどさまざまなアプリケーションを横断し業務自動化を実現します。

現在このRPAは金融はじめ商社・サービス・流通・小売・インフラ・製造・不動産・自治体まで多方面で自動化を拡大し、特定の業務に限らずあらゆる業務に対応できる技術として活用され始めています。

RPAは単なるツールとしてではなく、業務全体を把握し人と協力することにより
業務を分担・人間と共存しコスト削減や生産性向上などの企業活動にさまざまなインパクトを与えています。

RPAのメリット・デメリットを開発者目線で徹底解説!

RPAのメリットデメリット

私は様々な企業様の業務を日々自動化していますので、その開発経験から現場感覚のメリット・デメリットがわかります。

実際の開発現場と導入現場によるRPAのメリット・デメリットを解説していきます!

RPAのメリット

RPAはロボットを制作しあらゆる作業を自動化できます。

日々行われる業務を自動化することで、企業にとってこのようなメリットがあります。

RPAの導入メリット

結果的にコスト削減や離職率の低下、従業員の生産性の向上といったことが期待できます。

では具体的にRPAがもたらすそれぞれのメリットを詳しく解説します!

業務の効率化

業務の効率化はRPAの導入で期待できる最大のメリットです。

これまで手作業で行っていた業務をRPAが自動で行いますので、作業工数が大幅に削減でき作業時間も短縮できます。

また、数分で終わる作業や頻度としては多くないが業務量が大量にあり人的ミスが起こりやすい業務にもRPAの活用が有効です。

RPAは作業頻度や業務量を問わず、ルールに沿って作業が行われるため、一定スピードによる正確な処理を実現し、業務の質が向上します。ミスなく業務が遂行されることから、業務効率化につなげられます。

生産性の向上

RPAは従業員の生産性の向上にも期待できます。

今まで従業員が仕事をしていたことがRPAに置き換わるので
その空いた時間を利用して、従業員の方々は人間しかできない業務へリソースを割くことができます。

またRPAは24時間365日、休まず働くことができるので生産性は圧倒的です。

従業員の満足度の向上

RPAは従業員の仕事に対する満足度の向上にも期待できます。
定型的な業務というのは、裏を返すとやり方さえ教えれば誰でも出来る業務でもあります。

そのような業務を毎日行うことは大半の人にとっては「やりがいを感じられない」仕事になりがちです。

そのようなモチベーションを下げてしまう業務を、RPAに置き換えることでやりがいのある業務に集中させることができます。

従業員の仕事に対するモチベーションが向上し、会社と従業員双方にとってwin-winな結果に繋がります。

実際に現場からそのような嬉しいお声もよく聞いていますので、RPAはただ業務を減らすだけではありません!

コストの削減

RPAを導入するにも導入コストがかかります。
もちろんそれだけではなく開発コスト、保守コストなど様々なコストが発生いたします。

それでも、RPAを導入することにより採用コストや人件費、残業代などといった費用を削減できます!

なので、中長期的に見てもRPAの導入コストのほうが安く済みます!

コア業務に集中できる

コア業務とは…「利益に直結する業務」を指します。その対義語としてノンコア業務があります。こちらは「利益に直結しない業務」を指します。

コア業務は非定型的な業務の場合が多く、RPAでは代替できないことがほとんどです。

従業員とRPAの共存によって、RPAはノンコア業務を、従業員はコア業務に集中するといった環境を構築でき会社の発展をさらに後押しすることがRPAで可能となります。

デメリット

大多数のツールもそうですが、メリットがあればデメリットも一定数は存在します。
デメリットも開発者目線で忖度することなくぶっちゃけていきたいと思います!

そこまで有能ではない

いきなりRPA自体を否定していまっているようですが・・・

RPAを知っていくとなんでも出来るんじゃないかと過度な期待をしがちで、
「あれ、なんか思ってたのと違う。。。」といったことがあります。

特に多いのが、ルールに基づいた業務かと思ったがRPAにしようとすると意外と人間の判断が必要だったパターンです。

そうなると結局人間がやったほうが早いという結論になり、RPAの導入失敗となります。

なので、しっかりトライアルから導入し非常に簡単な業務から検証しましょう。

習得は容易ではない

RPAの大前提は担当者レベルでもRPAで業務を効率化出来る!です。

多数のRPAツールもノンプログラミングを謳っています。

たしかにプログラミング要素はほぼないのですが、ものすごいロボの制作が簡単かというと
一概には言い切れません。

実は、簡単に見える業務もいざRPAを制作しようとすると『あれ?どう制作すればいいかわからない!』となってしまうことは多いです。

RPAの制作には条件分岐が多数あったり、イレギュラーな対応があったりと、【誰でも簡単に】とはいかないケースがよく見受けられます。

エラーの対処が都度必要

やっとの思いで完成したRPAもそこで終わりではもちろんございません。

実際の現場で運用して安定的に稼働し始めてやっと一安心といったところでしょうか。

RPAを稼働させる中でもちろんエラーがおきます。その都度本業の手を止めて対処しなければなりません。
画像認識の場合はシステムの見た目など、視覚的に変更になると必ずエラーになります。

多用している場合は処置の数が非常に多くなりとても大変になることがあります。

稼働後もそういったメンテナンスが必要なことも踏まえて保守をどれだけ軽くできるかも考えてRPAの制作をすることが重要です。

そこまで自動化できる業務が多いわけではない

先述でもある通り、この業務の中にはRPAに向いてない業務があるのは事実です。

単純な転記業務の中で人間の判断がちょっとでもあることだったり、ルール化はある程度されているが、パターンが非常に多いなどといった業務は向いてないでしょう。

検討段階で向いている向いてないの判断を、詳しくない方がするのはとても難しいので、

RPAのベンダーや専門の方に相談してからRPAの導入計画を立てるといいでしょう。

属人化する傾向がある

『え!属人化しないからRPAはいいんじゃないの?』

と思った方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、属人化とは特定の業務についての進め方や進捗状況などの情報を、担当者しか把握できていないことを言います。

たしかにRPAが人間の代わりに仕事をすることによってもはや属人化を超越してしまっているのですが、今回はその件ではございません。

RPAを制作するのは人間です。その開発スキルが属人化してしまう傾向があります。業務が複雑化すると、RPAの制作工程も複雑化します。

そのような場合、保守は制作者本人しか理解できないようなことも多々あります。もしその方が辞めた場合、引継ぎをする側も大変ですし時間もかかります。

なので、RPAのマニュアルを作り誰でもメンテナンスや制作ができるよう環境を整える必要性があります。

日本でRPAが必要とされるのはなぜ?

ここまでRPAの導入メリット・デメリットを解説させていただきました。
RPA含めどのツールも一長一短はあります。

ただ個人的な見解としては、どの規模どの業種もRPAは必ず必要になってくる。RPAではなくてもノンコア業務を人間がやらずに済む世界は訪れると感じております。

RPAは必要だと感じていただいている方々も多いかと思います。

では【なぜ必要なのか?】

その根拠となるものを見ていきましょう。

人手不足の深刻化

いきなりですが、中小企業庁が令和元年に発表した【中小企業・小規模事業者の動向】内のこちらの図をご覧ください。

図は中小企業の人手不足感について業種別に見たものです。

2013年第4四半期に全ての業種で従業員過不足DIがマイナスになり、その後も人手不足感は強まり続け、足元では改善が見られるものの、人手不足感は依然として強いことが分かるかと思います。

一方で、大企業も人手不足感はあるものの、大企業への就職希望者などは増加傾向とのデータもあります。

(参考:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/shokibo/b1_1_3.html)

また労働力人口も減少の一途を辿っています。

労働力人口とは、15 歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口をいいます。

総務省の統計局のデータによると、2019年から2020年にかけて18万人も減少しております。

また就業者数も2019年と比べて48万人も減少したようです。

全世界で猛威をふるっているコロナの影響もありますが減少傾向なのは間違いないです。

出典:[総務省統計局-労働力人口](https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/index.pdf)

さらに少子高齢化も進んでいますのでこのままいくと40年後の労働力人口が4割減とも予測されております。

出典:[みずほ総合研究所]

中小企業が生き残っていくために人手不足、少子高齢化問題は非常に大きな問題です。

そこで必要となっていくのがRPAという訳です。

『人手が足りない・・・』

『採用したいけどコストが・・・』

『人材募集したものの人が集まらない・・・』

などといった課題を解決するのがRPAです。

現状のリソースはそのままに、現場の生産性を向上し業務効率化を推進することが可能です。

人間という労働力に代わる新たなデジタル労働力として、少しでも多くの中小企業が人手不足という問題に直面することなく日本の経済を発展させていくためにもRPAは必要です。

働き方改革の影響

次に働き方改革の影響もあります。

働き方改革実行計画が策定されたのは今から5年前の2017年です。

大手企業の自殺による過労死が連続し、同年に一億総活躍社会の実現に向け「人生100年構想会議」とともに「働き方改革実行計画」が策定されました。

働き方改革が目指すものは3つあると言われております。

  1. 出生率を上げる
  2. 女性や高齢者などの働き手を増やす
  3. 労働生産性を上げる

この中でも③の労働生産性を上げることが重要でRPAが貢献できる分野です。

労働生産性とは労働時間あたりの成果のことを言います。

先述の通り、人手不足により多くの業種で長時間労働などの過重労働が発生しています。

労働生産性を上げるには、労働者ひとりひとりが効率良く質の高い労働を行う環境整備が必須です。

たとえば長時間労働の改善や休息時間の確保、給料の見直しなどがあります。

その中で最も重要視すべき点は長時間労働です。

長時間労働は悪循環しか生みません。

長時間労働による害

上記は大げさかもしれませんが、このように負のスパイラルに陥りかねません。

ただ今まで当たり前だった長時間労働をすぐに解消できるかと言われると色々な障壁があり難しいところもあるかと思います。

そこでRPAと共存していくことで労働者の生産性の向上や残業時間の削減などにより、働き方改革が目指している形へと推進していくことが可能です。

そのためにもRPAは必要だと言えます。

RPAがもたらす未来

RPAがもたらす未来とは、【人間は人間にしかできない仕事しかやらない】ことだと私は思います。

例えば、BtoB営業で最終的な目標が契約だとすると、契約を締結してもらうための営業は人間しかできないですが、その営業のための事前準備としてのデータ収集などはRPAに任せて営業に集中できる環境にするなどといった未来です。

これまで工場では人間がほぼ全工程で手作業していた時代もありましたが、今ではほぼすべての工程がロボットに代わり、人間はロボットができない領域を行うというのが当たり前になったことで大量生産が出来ております。

そのようにして業界が進化したことにより普段の私たちの生活を支えているように、このRPAによってノンコア業務はすべてロボットが代わり行い、コア業務は人間が行うといったRPAと人間の共存によってもう1段階企業の価値があがり、日本の経済を支えていく手助けをRPAを通して叶えられるようにRPA業界全体で盛り上げていけたらと思っております。

まとめ

本記事を通して少しでもRPAについてもっと知りたくなった!興味が沸いてきた!自社にも導入したい!

なんて気持ちになっていただければ嬉しいです。

ただ、デメリットでもお伝えしたように、通常のRPAの導入には緻密な計画を立てることやリソースの確保が必須です。

中小企業にとってはなかなか大変なハードルかと思います。

そのハードルを最大限まで下げ、RPAのツール選びや導入作業、さらに運用の手間をなくす方法をご紹介します。

それは、CoreBee(コアビー)を利用することです。

CoreBee(コアビー)とは、RPAの導入から運用まで全て一貫して代行するRPA代行サービスです。

RPAを実際に動かすまでに、「ツール導入→ロボット構築→運用・保守」といった作業が必要になります。 ただし、CoreBee(コアビー)を使えば、RPA運用にかけるリソースがなくてもスムーズにRPAを導入いただけます。

詳しくは下記ボタンより公式サイトをチェックしてみてください。

CoreBee(コアビー)公式サイトを見る

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